川 恵実 氏 (同志社大学4回生)

 

11月6日に行われた同志社大学ホームカミングデー "志コンテスト"にて、

Ryoma Japan Project の最後のパネラーの枠を勝ち取った川さん。

 

彼女がドキュメンタリーを撮る理由とは?

 

経歴

 

同志社大学社会学部社会学科4回生。

ドキュメンタリーという手法で観る人に宛てた手紙を描いている。

戦争体験を伝承する『語りを未来へ』や、震災復興の様子を描いた『真珠の首飾り』を、制作。

 

先日行われた同志社大学ホームカミングデーで最優秀賞を受賞。

 

 

━━━ドキュメンタリーを撮るきっかけは何だったんですか?

戦争の悲惨さを今の私達、若者世代に伝えたい

 

 

私が小学四年生の時、祖父が亡くなる三日前に言い残した言葉。

 

「わしはな、実は戦争中に体が悪くて兵隊に行けへんかったんや、せやから内地で遺体の回収の係をしとったんや。大阪大空襲の日の匂いや光景は今でも忘れられへん、戦争だけは絶対にしたらあかん。これが最後に言えて良かった…」

 

私はこのこと祖父が亡くなってから聞いて衝撃を受けました。

あんなに優しかった祖父を死ぬ直前まで苦しめた戦争の記憶というものは

一体何だったのか、私は自然と戦争に対して興味を持ちました。

 

 

また、高校生のときのイスラエルに行って、

ユダヤ人の青年との出会ったことも大きなきっかけです。

 

「戦争中に僕のすぐ隣に弾丸が飛んできて、隣にいた親友は死んでしまったんだ。だから、今は親友の分も精いっぱい生きていかなければいけなんだ。」

 

 

周りの学生の戦争に対する意識の低に危機感を覚えるとともに、

こういった悲惨な戦争の記憶は、けっして過去のものでなく今も生きている記憶

 

今の私達世代が伝えていかなければいけないと思いました。

 

 

 

 

 

━━━ドキュメンタリーを撮る上で気をつけている点は?

「取材してあげている」ではなく、「取材させていただいている」という意識 

 

戦争体験の取材をしている中で感謝されることも多く、

「私は取材してあげてる、私が聞いてあげなきゃいけないんだ」

という意識、感情になっていました。

 

 

「チビチリガマ集団自決事件」との出会い。

この事件で娘さんを自分の手で愛故に殺めてしまった方に取材しようと申し込み、

担当者の方から強いお叱りを受けました。

 

「戦争体験というものは、全くもって過去のものではなく、今も生きている記憶

あなたは軽々しく取材したいなんて言わないで下さい」 

 

 

そのとき私は今までの自分の「やってあげてる」といった意識に気付き、

これからは体験者の方のことを一番に考えることが大事だと肝に銘じ、

ドキュメンタリーの制作に取り組んでいます。

 

 

 

 

 

━━━今後の目標を教えてください!!

被災地の「つながり」をテーマにしたドキュメンタリーを全国で放映したい!!


 

現在、被災地では物質的な援助というよりは、被災者の精神面でのケアが必要。

 

ある仮設に暮らお母さん達は、仮設住宅内で「つながり」、

コミュニティ全体で団結するために、イベントを行っています。 

私はそのお母さん達や、企画のお手伝いをするボランティアの横で、

ドキュメンタリーを制作しています。  

 

 

この「つながり」、コミュニティの創出というテーマは被災地だけに限らず、

今の日本社会全体に共通している課題だと私は痛感しています。  

 

このドキュメンタリーを全国で放映することによって、

復興のカタチや、コミュニティの創出について多くの人に考えていただき、

日本中が幸せになるために、様々な方が各方面で取り組みを起こしてほしいと、

私は願っています。

 

 

 

 

 

 

◎『真珠の首飾り』の短縮版

 

 

 

 

『真珠の首飾り』を携え、北海道を皮切りに日本全国を巡業する。

 

「ドキュメンタリー」という手紙を多くの人に届けるため、日々奮闘する川さんに

これからも目が離せません!!!

 

 

 

Ryoma Japan Project


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